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【副業初年度】知らないと損をする・・「開業費」の計上忘れていませんか?

本せどりにおいて月商100万円を達成するということ

本せどり 単品本

投稿日:2021年8月27日

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最近SNSで月商100万円というワードをよく見かけます。一度改めて月商100万円を達成するということがどういうことなのか考えてみました

はじめに

どうもMasaです

最近月商100万円というワードをよく見かけるので改めて本せどりで月商100万円を達成するということはどういうことか考えてみました。


ただ本せどりという広すぎる枠で考えると難しいので少し条件を付けてみます!

・大口契約

・単品本

・自己発送

・特約ゆうメールを契約済み

という訳でFBAやセット本は除きます!


考察パターンは単C仕入プロパー仕入

粗利率はどちらも45%になるように考えてみます!


単C(220円仕入れ)の場合

単Cで粗利率45%になる販売価格は800円です

粗利の計算は売値-Amazon手数料-仕入値で考えているため送料は一旦除きます


月商100万円ということは800円の本を1,250冊売る必要があります

月30日として1日あたり約42冊(33,600円)売れる必要がありますね

次に考えないといけないのは在庫回転率
よく本せどりの在庫回転率は1%~2%くらいだと聞きます

実際に私自身1.5%くらいです

今回はこの在庫回転率が1%の場合と2%の場合で考えてみることにします

在庫回転率1%の場合

1日42冊売るための在庫数は4,200冊

4,200冊の在庫を用意するためには924,000円分の仕入金額が必要

在庫回転率2%の場合

1日42冊売るための在庫数は2,100冊

2,100
冊の在庫を用意するためには462,000円分の仕入金額が必要



どちらの場合も1か月に1,250冊売れる為追加で1,250冊仕入れる必要があります

1,250冊分の単Cを仕入れると275,000円必要です


ここまで考えると月商100万円を最初に到達するために必要な資金って相当必要なんですよね

逆に言えば資金を用意できる人にとっては仕入に行きさえすればすぐに達成できるということですが


じゃあこの基準で100万円売ったらいくら儲けがでるのかということですよね

それでは計算してみましょう!

ちなみに利益計算は今回このサイトを使いました!

https://get-apc.com/

・220円仕入

・800円売

・Amazon手数料220円(販売手数料15%+α 132円・カテゴリー成約料88円)

・送料120円と仮定(特約ゆうメール使用)


この計算だと1冊売る度に240円儲けることができます

1カ月に1,250冊販売するので300,000円の利益となりますね


ここからツール代、交通費、ガソリン代、その他経費を差し引いた金額が本当の手残りになります


プロパー仕入れの場合

単Cと粗利率45%を合わせる為に仕入値と販売価格を無理やり合わせます

プロパーは仕入値がバラバラの為トータルで平均したら以下の数字になったと仮定してください

今回は仕入値680円・販売価格2,000円とします

粗利の計算は売値-Amazon手数料-仕入値で考えているため送料は一旦除きます


月商100万円ということは2,000円の本を500冊売る必要があります

月30日として1日あたり約17冊(34,000円)売れる必要がありますね

次は在庫回転率
単Cの時と同じように在庫回転率が1%の場合と2%の場合で考えてみることにします

在庫回転率1%の場合

1日17冊売るための在庫数は1,700冊

1,700冊の在庫を用意するためには1,156,000円分の仕入金額が必要

在庫回転率2%の場合

1日17冊売るための在庫数は850冊

850冊の在庫を用意するためには578,000円分の仕入金額が必要



同じように100万円売ったらいくら儲けられるのか見てみましょう!

・680円仕入

・2,000円売

・Amazon手数料418円(販売手数料15%+α 330円・カテゴリー成約料88円)

・送料120円(特約ゆうメール使用)

この計算だと1冊売る度に782円儲けることができます

1カ月に500冊販売するので390,000円の利益となりますね


これらの計算をふまえて月商100万円を達成するために必要な要素

◇使えるお金

◇使える時間

◇行ける店舗数

◇在庫のスペース

◇在庫金額

使えるお金

上記の計算で本せどりで安定して100万円売るために必要な投資額が分かったと思います


最初は在庫回転率2%以上の高回転のものを中心に仕入れたとしても在庫を積む金額だけで50万円は欲しいですね

実際のキャッシュフローとかは引当金とかの問題もあり計算するのが大変なので今回はちゃんと計算しませんが、資金は倍は欲しい所

ただ今回は安定して100万円売るための試算なので大きな初期費用が必要と書いていますが本せどりは1冊あたりの仕入資金が小さい為10万円からでもコツコツと増やしていくことができます

僕自身副業としてのビジネス入門としては本せどりは凄くいい入口だと思っています!

使える時間

上記の計算で1か月で仕入れる必要がある数量が分かりました


単Cだと毎月安定して1,250冊仕入れる必要があります

副業の場合例えば週3日仕入に行けたとしてざっくり月に12回行けますよね


それでも一回100冊近く仕入れなければなりません

1店舗でちゃんと利益が出る本が100冊近くとれるなんてごくごく稀です

となると複数店舗回らなければなりません

車がなければ一度に持てる数も限られます


それに100冊仕入れる為には何時間リサーチしなければならないのか…

仕事終わりの3時間ではまず無理です
他にも出品の時間や発送の時間、価格改定の時間もあります

まぁ冷静に考えて副業の人が単Cの週3日の仕入れで継続して100万円を目指すことはなかなか難しいことが分かりますね


中には副業ながら100万円以上売っている変態達がいます

そのような人達の話を聞いてみると行動力がやっぱり変態です

ほぼ毎日仕入れに行っていたり、全然寝ていなかったり、積極的に情報を取りに行ったりで凄く変態です

仕入れられる数量・店舗数

次の問題はこれ

自分の拠点から行ける店舗数って何店舗ありますか?

その店舗数で目標の仕入数を確保できますか?


田舎に住んでる人だと店舗数も少ない上に店舗の在庫もあまり回転しないかもしれません

都会に住んでる人は店舗数があって店舗の在庫も回転してるけどライバルが多いかもしれません

せどりはタイミングで仕入れられる日もあれば仕入られない日もあります

それでも安定して仕入れをしなければ売れなくなるので行ける店舗の数も大事な指標です

在庫のスペース

自己配送の本せどらーだと自宅に在庫を置く必要があります

僕自身全部で6000冊近く持っています

単品本だけでなくセット本も含まれてますが

家族がいる人は家族の理解を得ないといけないですし、一人暮らしの人は部屋をかなり圧迫します

少なくとも大きな本棚が2つ以上は必要になりますからね

在庫に対する販売金額

ここでは少し違った視点から考察してみます

先ほどまで在庫数量という着眼点で説明していました

ですが実は大事なのは数量よりも在庫に対する販売金額の方だったりします

本せどりは在庫の1%~2%が売れると言われていると書きました

在庫回転率が1%で1日に34,000円売れれば1,000,000円達成できます

持っている在庫の販売金額が3,400,000円あれば1%売れたら34,000円です

在庫回転率が2%だったら在庫の販売金額が1,700,000円であっても34,000円です



要するに自身の仕入基準での在庫回転率を把握して、在庫に対する販売金額を維持することで売上は安定します

この考え方を発信している人はあまりいないと思うので頭の片隅に入れておくといいと思います


最終的に言いたいこと

本せどりには色んな要素がある

先ほどまでも説明しましたが本せどりにはお金、時間、店舗数、スペースなど様々な要素があります

今回は説明していませんが仕入れの際に知っておいた方がいい店舗の特徴、商品知識、ツール、セール情報、クーポン情報やトレンド

売る時に知っておいたほうが良いツールや付加価値の付け方、相場の読み取り方なども含めて抑えるべきものがたくさんあります

月に10万円稼ぎたい人と20万円稼ぎたい人、専業になりたい人だと取るべき戦い方も変わってきます

これらの色んな要素を組み合わせて効率を最大化させたり無駄をなくしたり環境的に可能な手法を選択する必要があると考えています
今一度自分の環境では何に強みがあって何が弱いのか、改めて要素を洗い出してみて最善の手法を考えてみてください。

結局は色んな問題を1つ1つクリアした人だけが稼げる

・今お金がないなら不用品を売るでもバイトでもするなりしてまず資金を用意する

・本業で時間が作れないなら時間が作れる会社に転職する、家族の理解を得る、寝る時間を削る(オススメしない)、人の力を借りるなどで時間を確保する

・うまく仕入れができてないなら仕入れができている人とコミュニケーションをとる、今より遠くの店舗に行ってみる

・在庫のスペースがなければ倉庫や事務所を借りる、全部FBAに送る、代行業者を使う


他にも色んな問題があると思うのですが結局は課題を1つ1つクリアした人のみが突き抜けているイメージです

今成果が出きっていない人は必ずどこかに問題があると思います

厳しいことを書きますがやっているつもりでも全然足りていない場合もありますし、やり方が非効率だったりする人が多いです

自分の慣れた手法を捨てられない気持ちは分かりますがまずは色んな人から意見を聞いて実際にしばらく試してみてください

無理な目標を立てずに現実的に可能な目標を立てよう

今回100万円売るために色んなこと書いてみましたが、なんだかんだ一番大事なことは続けられることです

無理して体壊しても元も子もありません
SNS上には凄い人がたくさんいて焦る気持ちとか追いつきたい気持ちが湧くのは僕も経験したので凄く分かりますが健康は一番大事にしましょう!


最後に

偉そうな事書いていますが僕自身も本気でまだまだだと思っています

自分より凄い人なんてゴロゴロいますからね


そして今回単行本だけで在庫を積むパターンのやり方で考察してみましたが

もちろん在庫の数が数百冊で売上100万を達成する人もいます

在庫回転率が異常に高かったり販売単価が高ければ全然可能です


セット本を組み合わせたり他の販路を組み合わせて達成する人もいます
色んな手法があると思いますが環境によってはどの手法も正解にもなり得ると思っています

SNSでは手法の否定なども見かけますがあまり気にせず色んな手法を試して自分のものにしてみてください

本せどりの失敗なんて大したダメージじゃありません

結局は全部できる人が強いです


こんな感じで今回は100万円売るということを深堀してブログを書いてみました!

書いてて途中から何が書きたかったか分からなくなってまとまりがなくなりましたが多少の参考になれば幸いです!

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