単行本せどりとセット本せどりのメリット・デメリット

こんにちは！Masaです

まずは簡単に自己紹介をしますね

東京都港区で働く会社員

本業はIT企業経理で2019年8月から副業をスタートさせました。

せどり・ブログ・記帳代行を同時に始めてせどりと記帳代行は収入を得られるようになっています。

せどりは本せどりのみで最高月商60万円・粗利20万円ほど

記帳代行は案件４件抱えています。

ブログは今月40円入りました（笑）

今回はせどりの中でも本せどりについて書いていこうと思います。

本せどりって大きく分けると２種類あります

単品本せどりとセット本せどりです

この２種類の本せどりですが一見似ているようで結構違います。

単品本せどりは単行本・雑誌・新書・文庫・児童書など単品で利益が出る商品を売るせどりです。

配送方法はFBAではなく自己配送が主流ですね。

BOOKOFFでは単行本・新書・文庫などは110～210円で売られているので仕入れ値は安いです。

その分利益率は高くても利益額が小さいため基本的にはたくさん売らないといけません。

中には高額本もあるので、高額本に特化した方もいらっしゃいますがほとんどの方が薄利を積み上げて稼いでいらっしゃるのではないでしょうか？

こちらは2019年くらいから？人気のコミックや文庫などの複数巻のものをセットにして売るせどりです。

１冊では利益が出ないけど全巻セットにすることで利益が出せます。

BOOKOFFでは110円で仕入れられたり頻繁にセールをやっていることが多いので安く仕入れて高く売るを実現しやすいのが特徴です。

ここ数か月でもよく店舗でせどらーさん見かけるのでライバルは多くなっていると思います。

まずは簡単に単品本せどりの特徴を説明します。

✔薄利多売
この単品本せどりは先ほども書きましたが基本的には薄利多売です。
コツコツ利益を積み上げてたまに高利益のものでドカンといくイメージです。

✔ビーム
また単品本せどりをやろうと思ったらビームが必須です。
有名なのはKDC200とかですね！Amazonで３万円以上する商品なので買うのをためらってしまう方もたくさんいると思いますが、買わないと確実に挫折します！

たまに情報発信でビーム不要論ありますがこれは本せどりをやっていない人又は高額本に特化した人の発信だと思っておいた方がいいですね。
単品本せどりのみで稼いでいる人でビームを使っていない人は僕の知る限り殆どいません。

✔利益率が高い

単品本せどりは基本的に利益率が高く平均して３０％以上の利益率になります。

他のジャンルに比べたら高い部類となり仕入れ値も低いため非常に参入しやすいジャンルとなります。


このような特徴があるのが単品本せどりです。

簡単に見えて知らないといけないことが多く何も知らないで続けると不良在庫を抱えます。

✔安定した利益が上がる

単品本せどりは基本的に在庫の２～３％が売れます

ということは在庫を抱えれば抱えるだけ毎日売れる金額が伸びるということです。
まぁ当たり前ですよね（笑）

在庫１０００冊あれば毎日２０冊～３０冊売れる訳です。

僕はまだまだ本せどり界隈ではひよっこですが在庫約１０００冊で毎日10,000円～20,000円程売れています。

2020年2月の売上です！
殆ど安定して売れているのが分かりますか？

ちなみに一日だけ売上高いのは気にしないでください。私物のリングフィットを売りました（笑）

✔低資金で仕入ができる

文庫・新書に関しては110円

単行本は110～210円

プロパー本・雑誌・児童書はバラバラですが基本的には1000円以内で仕入れられます。

110円の本を1000冊買っても11万円！

210円の本を1000冊買っても21万円！！

他のせどりに比べたら圧倒的に仕入資金が低いんです

これが２つ目のメリットですね


✔発送が楽
これは賛否あるかもしれませんがあくまでセット本と比べたらということです

別ジャンルの新品せどりに比べたらもちろん面倒だと思います。

何が楽かというと単品本せどりの梱包って結構シンプルなんですよ

ビニール封筒に本を入れて送付先のシールを貼るだけです。

これに比べてFBAを使う場合って商品ごとにラベルシールを貼って箱に詰めて箱ごとに何が入ってるかの登録してなどやること色々あるので色んな種類を送ろうとすると物凄くめんどくさいです。

特約ゆうメールを使うと送付先のシール作成も秒で終わります。

このような理由で発送が楽なのもメリットとして入れています。

✔購入後すぐ商品になる

自己発送をしているため商品登録をしたらすぐにAmazonに反映されます。

相場の変動が起こらないうちにAmazonに反映できるので販売機会をFBAで売るより多く獲得できるのもプラスな面ですね。

メリットとしてはこのくらいでしょうか？

✔外注化しにくい

これデメリットなの？という意見もあるかと思います。

ずっと個人でやっていくのであれば関係ない話ではありますね。

ですがせどりの行きつく先って情報発信を挟んでコンサル・組織化・卸になると思っています。

こうなった時に単品本せどりは注文が入ったら自己配送なのですぐに発送しないといけませんよね？

すぐに発送しないといけないのであれば在庫を外注先に保管してもらう必要があるのですが数千冊の本を自宅保管してくれる外注さんは中々見つからないのではないでしょうか？

個人的には組織化をしていきたいと考えているのでここはデメリットとして挙げてみました。

単品本せどりとセット本せどり共通したデメリットはあるのですがそちらは後程書いていきます。

そうなると単品本せどりにしかないデメリットって殆どないんですよね・・

もしかしたら僕が感じていないだけで他にもデメリットあるかもしれないので教えてもらえるとありがたいです！

続いてセット本せどりの特徴を説明します。

✔仕入がしやすく利益率も高い

セット本せどりの仕入れの仕方として２種類あります。

①BOOKOFFでセットになっているものから探す方法

②単Cコーナーからバラで探す方法

理想はセットになっているものをいっぱい仕入れられることですが現実はセットになっているものだけを探していたら安定した売上は出せません。

結果的にバラで仕入れていくことになるのですがバラで探し出すとたくさん仕入をすることができるようになり楽しくなります。

またブックオフは頻繁にセールをやっていたりクーポン等でより安く仕入れるチャンスがあるので仕入値を抑えやすいので利益も取りやすくなります。

✔配送はFBA

セット本せどりは基本的にFBAを利用することになります。
理由としては2点ほど。

①プライムマーク

FBAを利用するとAmazon上の自分の店舗にプライムマークが付きます。

プライムマークは即日発送なので購入者から選ばれやすい傾向があるので売れる確率が上がるとされています。

②配送の手間

セット本ほどサイズが大きくなるとセット本のサイズごとに段ボールを用意するのは個人では結構大変です。

そのためAmazon倉庫に梱包までして送っておけばあとは勝手に購入者の所まで送ってくれるので配送資材費や手間を大きく削減してくれます。

他にもありますが大きく分けたらこの2点になると思います。

セット本せどりのメリットは４つ

✔仕入がしやすい

先ほども書きましたがセット本をバラで集めると仕入対象の商品がたくさん転がっているので仕入が楽しくなります。

リサーチを繰り返すことによって仕入対象がどんどん増えていくのでBOOKOFFに行って何も仕入れられずに帰るということはまずないです。

✔知識の積み重ねで目利きができるようになる

セット本せどりはリサーチを重ねることによって情報をアップデートできます。

最初はツールを使いながら調べていた商品も「この巻は最終巻だ」とか「これが単Cにあるなんてラッキー」みたいな感じで調べなくてもレアな商品に気づけるようになっていきます。

この段階までいくと仕入時間も短縮できより多くの店舗に行くことも可能になります。

✔外注がしやすい

セット本は単品本せどりに比べて外注化がしやすいと言えます。

セット本は外注先に揃ったものだけを渡せばいいので単品本に比べて引き受けやすいです。

外注先も梱包したらAmazonに送るだけなので自宅に溜まることはないですからね。

僕の知り合いにもセット本で外注化を行っている人は複数います。

✔トレンドを追いやすい

アニメ化などが決まったり放送されたりすると原作が気になったりする人は多いです。

アニメ化などの発表は事前に告知があるのでいち早く情報を手に入れて仕入をしておけば放送された頃には相場が上がり利益も取りやすくなります。

こんなところでしょうか？

セット本せどりのメリットはたくさんありますね！

セット本せどりのデメリットは３つです。

✔FBAに送るまでが物凄くめんどくさい

梱包するまでの工程

①シールはがし

②クリーニング

③ヤケが酷い場合は研磨（やらなくても良い）

④OPPロールで巻く

梱包からFBAに送るまでの工程

⑤出品時の写真撮影（やらなくても良い）

⑥商品ごとに商品説明の変更

⑦納品プランを作成し段ボールごとに商品を分けて入力する

⑧すべてのセット本にラベルシールを貼る

行程が多いですよね・・・

単品本に比べたら全然違います。

・いい加減なことをしてアカウントの評価に悪い評価がつくのは困る

・仕入の状態基準を上げてセットが揃うのが遅れるのも時間効率が悪い

・出品コンディションを下げると利益率が落ちる

専業の方なら上記の事もいくらでも調整できると思いますが副業でやる場合には、

結局綺麗にする手間を加えることが一番早く見込利益を維持しつつ出品できるのではないかと思います。

これは賛否分かれるところだと思いますが・・・

✔揃うまで商品にならない

セット本は基本的には全巻揃って初めて出品できます。

なので揃うまでは自宅に保管しておかないといけません。

よくTwitterでもセット本せどらーさんの荒れた部屋の写真が公開されていたりしますよね・・・

個人的にはあの状態の部屋が凄く嫌です（笑）

✔仕入がしやすいが故の資金ショート

そもそも本せどりを始める方って資金に困っている方が比較的多いと思います。

最初から資金がある方はもっと単価の高いものを扱っていると思うので。

そんな中セット本はリサーチを重ねると利益商品がどんどん見つかります！

集める商品が増えていきセットが完成しなかったり商品の回転が悪かったりするとあっという間に資金ショートを起こし次の仕入資金がなくなったりカードが払えなくなったりします。

私もなりかけました（笑）

こんなところがセット本のデメリットですかね！

次は単品本せどりとセット本せどりに共通しているメリットとデメリットを説明します。

✔出品規制がない

中古の本せどりには出品規制がありません。

何を仕入れても出品できますし商品ページを作れます。

新規アカウントには厳しい規制の解除や真贋調査などがないのは大きなメリットですよね。

✔販売機会が多い

単品本もセット本も客層が幅広く非常に売れます。

まぁ売れる商品を選んで仕入れているので当たり前なのですが今では欲しい本があると最初に近くの本屋に行くかAmazonで調べませんか？

僕だけ？

近くの本屋になかったらだいたいの人の選択肢はAmazonになると思います。

Amazonというプラットフォームのおかげで販売機会は大幅に上がっているので数ある商品の中から自分の商品を選んで貰える工夫さえできればどんどん売れていきます。

✔作業時間がかかる

単品本の場合は大量の在庫の中から売れた本を探して1件ずつ梱包する必要があります。

保管の仕方によって探す手間は短縮できますが封筒に入れて配送先ごとにシールを貼る時間はどうしてもかかってしまいます。

仕入も全頭検索と言って棚の端から端までリサーチするのでセット本より時間がかかりますね。

セット本の場合は先ほど説明しましたが工程が多いです。

全100巻とかの本だとブックオフのシール剥がすだけでも面倒です。

このようにどちらも作業時間がかかるのはデメリットです。

✔ライバルが増えやすい

YouTubeから入ると必ずセット本の事を知ることになると思います。

なんだか見ていると自分にもできそうな気がして参入する人は多いと思いますし実際増えていると思います。

僕もその一人でした。

結果簡単だけど楽じゃないのが現実ですぐ減っていくんですけどね（笑）

✔在庫スペースが必要

これは避けられないです・・

単品本の場合はもちろん自宅に在庫を保管するのでスペースが必要です。

セット本もセットが完成するまでは自宅に溜まっていくので在庫スペースはかなり必要になります。

今回思いついたことざっと書いてみました。

そのうち色々と綺麗に整えます！

あくまで所感なのでもっとこうじゃない？とかこんなメリット・デメリットもあるよねとかあったら教えてもらえると嬉しいです。

本せどりを始めたての人やろうとしている人の参考になればいいなと思って書いてみました！

それでは！