投稿日:2020年4月5日
【副業×会計】副収入を得るために副業を行う人が多い時代となりました。せっかく副収入を得られる環境ができたなら節税にも目を向けてみませんか?今回は売上と消費税の関係について簡単に書いてみました。
初めまして。副業アドバイザーのまさです。
まずは簡単な自己紹介をさせて頂きます!
本業は企業で経理として勤務。
税理士試験一部科目合格。前職は税理士法人に勤務していました。
副業で個人事業主の会計帳簿を作る記帳代行という事業も行っています。
まずこの話をする前に私の副業に対する基本的な考え方をお伝えします。
ズバリ「個人で手残りを増やして節税をする」です!
いかに個人で効率よく稼ぐということを目標にしています。
直近の具体的な目標は副業年収999万円です。
なぜ1,000万円じゃないのかというとこの1万円の差が消費税の課税事業者になるかならないかの境界線だからです。
この消費税に関して「1000万円なんて言わずもっと稼ぐぜ」とか「法人化してどんどん規模を大きくしていきたい」などの野望がある人にとっては全く関係のない話です。
ですが私は個人で無理のない範囲でお金を増やしてゆとりのある生活をしたいと考えているので、同じような考えの方にこの警報が届けばいいなと思いこの記事を書いています。
せどらーさんのSNSやブログ見ると「月商100万円」や年商「1000万円」など見かけます。
正直にこれを見た感想を言うと「稼いでるなー」ではなく「資金力あるなー」です。
「月商100万円・利益30万円」とかならいい感じに稼いでるなーと思うのですが・・・
ちょっと批判的な書き方になってしまうかもしれませんが
私は一番大事なものは利益(手残り)だと考えているので単価が高い商品の新品せどりの情報発信を見ると大丈夫かな?と感じてしまいます。
これは何故かというと先ほども軽く触れましたが年間の売上が1,000万円を超えると翌々事業年度から消費税の課税事業者になってしまうからです。
なので極端な話、1000万円の売上で利益率が10%とかだと100万円しか残っていません。
ここに新しく消費税の納付義務が加わると努力の割に手残りなんて僅かなものになってしまいますよ。
消費税の納税義務を負うと今まで売上だと思っていた売上金額のうちの10%は税金になってしまいます。
逆に言えば今までがボーナスタイムだった訳ですが・・・
こうなってしまうと「俺年収1000万だぜ」といってドヤァってできる以外は何のために副業をやっているのかわからなくなってしまいます。
幸い『せどり』は売上をコントロールできます。
出品を止めれば売上が生じない為です。
なので私が年商1,000万円を超えるタイミングとして一番いいのは、
『1,000万円くらい簡単に売上げられる実力が付いたとき』だと思っています。
頑張ったら超えられるくらいならば今年は我慢したほうが結果的にお得ですからね。
最初にも言いましたが、私の考え方は副業者向けです!
専業で頑張る方や、すでに売上を数千万以上出すことができる実力をお持ちの方は気にしなくて大丈夫なのでそのまま頑張ってください(笑)
一番気にして欲しい人は『頑張ったら売上1000万に届きそうな人及び利益率が低い人』
今回は消費税にスポットを当てて記事を書きましたが、副業で稼いだら他の税金も上がります。
所得税・住民税がありますね。
売上を伸ばすことは勿論大事なことです。
それと一緒にいかに手残りを残すか、事業の粗利率を上げて純利益率を下げるかという事も考えていくとあなたの懐も潤ってくると思いますよ
以上、副業で売上を伸ばすことに対しての警報でした!
それでは!